皮膚のアレコレ〜正常な皮膚〜

犬や猫の皮膚は沢山の毛で覆われています。人は汗を流しますが、犬や猫の汗はほとんど目にみえません。

 

このように人の皮膚と犬や猫の皮膚にはいくつか違う点があります。

〜表皮が薄い〜

犬や猫の表皮の厚さは人の半分以下の薄さといわれています。表皮は約3週間(20〜25日)かけて成長しており、最終的には層状の角質になって1枚ずつゆっくりはがれ落ちます。表皮が薄い分、豊富な被毛によって体を外界から保護することが出来ます。

 

 

🐾 夏に向けてサマーカットをする子が増えますが、紫外線などの影響を受けやすくなるので日差しを避けたお散歩や洋服を着せて皮膚を保護するのもオススメです

 

〜下毛が生えかわる〜

これは日照時間の長短と気温の高低が毛の成長サイクルに影響して起こります。

しかし、室内生活が多い場合は毛の成長サイクルが不規則になり、日照時間や気温を問わず、生えかわりがみられる可能性があります。

 

 

🐾 こまめにブラッシングをして、日頃から皮膚の状態をチェックしてあげましょう!

〜皮膚のpHが違う〜

皮膚のpHは個体差がありますが

人の皮膚 / pH4.8程度 、猫の皮膚 / pH6.4程度 、犬の皮膚 / pH7.4程度 とされています。

一般的に皮膚はpHが高くなる(アルカリ性に傾く)ほど細菌は増殖しやすい為、犬で皮膚の細菌感染症が起こりやすい理由の1つとも考えられています。

 

🐾 その時の皮膚の状態に有効的なシャンプーを選択することや効果的な頻度で行うことが重要です


まずは診断させてください。

具合が悪くなったワンちゃん・猫ちゃんを各種の検査で原因を探らないとなりません。

的外れの投薬治療は、無駄なばかりでなく、ワンちゃん・猫ちゃんにとっても負担になることがあります。

涼しくなって、さらに寒くなって、フィラリアが下火になる季節、レボリューションプラスの投薬を中止される方が少なくありませんが、投薬を続けた方がいい場合も少なくありません。

 

 

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2013年8月28日

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